水泳プールの建設

五十猛中学校三十年の歩み(昭和52年3月31日発行)から転載します。

五十猛町プール建設期成同盟会

昭和41年10月10日公民館において水泳プール建設についての協議
会長 太田宣孝 副会長 大久保博彰 柿田直三郎 林修平

陳情書

要旨
大田市立五十猛中学校に昭和42年度に25メートル、6コースの水泳プールを建設していただきますようお願いいたします。

理由
五十猛中学校は創立以来、水泳を校技とし、生徒の健全育成と体力づくりに顕著な実績をあげるとともに多数の優秀な選手を輩出し、水泳が盛んになったにもかかわらず、五十猛中学校は旧態依然として漁港の一部を練習場に当てておりますが、最近船舶の都合により十分な練習が不可能になり、ために競技成績も悪くなり、水泳に親しむ生徒も減少しております。私ども町民はこのような水泳の沈滞が児童生徒の体育一般に対する士気の喪失を招くことを恐れるものでありまして、五十猛中学校の水泳に往時の栄光を再現させもって児童生徒の体位向上に資したいとかんがえておりました。
あたかも本年は体育の日が制定せられ、去る10月10日本町有志の者が公民館に集まり、本町野梅(中学校地隣接)に現在湧出しておる摂氏29度、湧出量毎時7,200リットル(40石)の温水を利用して温水プールを建設していただくことを市当局にお願いするため五十猛町プール建設期成同盟会を結成いたしました。
この温水プールが完成しますならば水量が豊富なため浄化装置あるいは市水道使用の必要もなく、かつ冬期の使用も可能となりますので極めて特殊なプールが出現することになります。従って本プールはただちに五十猛中学校のみならず、広く市内の各中学校によって利用されることとなり、その利用価値は県水連におかれましても相当期待をかけておられるのであります。
以上の趣旨により本町のみならず、市内児童生徒全体の体位向上のため早急に本温水プールを建設してくださいますよう市会議員林恒孝氏および吉原米治氏を介し陳情いたします。建設に際しましては町民から応分の寄付金を募集し、いささかなりとも市財政の補足にいたしたい所存でおりますので申し添えます。
市当局の方々におかれましては町民の意のあるところをご諒察下され、これが実現につき配慮あらんことをお願いいたします。

昭和41年10月

五十猛町プール建設期成同盟会 会長 太田宣孝
副会長 大久保博彰 柿田直三郎 林修平

紹介議員 林 恒孝 吉原米治

市長 田原孝二老 殿

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